2011年3月19日土曜日

東北関東大震災

いやー、驚きました。怖かったです。
皆さんはご無事でしょうか。被災地の皆様には、お見舞い申し上げます。
また、なくなられた方々には、心からご冥福をお祈りいたします。


私は9.11のときにはハワイでその被害を受け、しばらく現地で足止めを食らったこともありましたが今度は3.11です。なぜか11日がキーナンバーなのでしょうか。


さて、その時、私は都心のとあるビルの20数階でお客様の応対をしている最中でした。
いったんお客様は社内の別の場所へ移動しており、会議室には私しかおりませんでした。
はじめは、「おや?地震かな」という程度でしたが、次第に大きく横揺れをしだしてついには上下左右にぐらぐらと揺れ、室内の壁同士がきしみ合う音が激しく、立っているのも難しい状況でした。


隣のガラス張りのビルは、窓ガラスの反射している景色がクニャグニャと変形し同時に建物も大きく右に、左に揺れているのがわかりました。


そのうち、ビルの管理チームからは階段を使って外へ出るよう、指示がありました。
一口に階段で降りると言っても、各階にいる人たちが一気に階段へ集中する訳で、階段に止まったまま、しばらくは動けない状態でした。
中には妊婦さんもいて、余震の揺れがあるたびに恐怖でしゃがみ込んでしまう一幕もありました。


あの狭い階段室で大きく揺れると、「あーー、もうこれでおしまいか」と本当に思ってしまいます。


なにはともあれ、外に逃げ出したはいいけど、上着はないわ、鞄はないわ、雨は降ってくるわ。
この時点では、震源地もわからず、どの地域でどの程度の被害かもしりませんでした。
ようやくビルに問題がないことがわかり、いったんは戻りましたが、エレベータも2基しか動いておらず、自分のオフィスに戻るにも1時間ほどかかりました。


その日は電車も止まり、復旧のめども立たないとのことで、会社で一夜を過ごすことにしました。


とにかく、こんな出来事はあの9.11以来でした。
ビルから避難しているときの状態

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