2010年10月30日土曜日

ローシート完成

シコシコ、シートスポンジを削りました。

こんなに削って、問題ないのでしょうか?
斜めから見てみます。
なかなか上手に削れました。
写真に写っているワイヤーブラシを使って削り、最後にサンドペーパーで表面を滑らかにします。
サンドペーパーは150番を用意しました。

削る前の写真を撮るのを忘れてしまったので、比較できないのが残念です。
表皮を貼りました。
カッコよく出来ました。
でも、スポンジを削りすぎたせいか、シート表皮とスポンジの間に少し隙間が出来ています。
でも気にしません。



シートの裏側はたいへんな事になっています。
タッカーでシート表皮を止めるのですが、タッカーが入らないところもあり、針が中途半端な状態で刺さってしまい、これをキチンとシートの土台に差し込まねばなりません。
これが結構難儀な作業になりました。

台風が去った跡に、シートを装着し、足付きを確認します。
お楽しみに。



2010年10月24日日曜日

ローシート作成に挑戦

 リアサスペンションをいじったりしましたが、足着きはあまり改善しません。
そこでシートのアンコ抜き、ローシート化に挑戦します。
シート表皮を止めているタッカーの針をマイナスドライバーで丁寧に外します。ヴェルシスのシートは二段構成になっていてパッセンジャー側との段差はシート表皮を裏側から紐で引っ張って作っていました。なので剥がすシート表皮はフロント側のみとします。
ワイヤブラシを使ってゴシゴシ削ります。
今日は2cmほど削って終了。スポンジのカスが出まくり、電気掃除機で吸いとってください。


この作業をする前に、今日も一っ走りしてきました。ヤビツ峠の途中にある菜の花台から眺めた秦野市ですが、低い位置に雲がかかり、幻想的な景色となっておりました。


おしまい

2010年10月23日土曜日

Versys 納車しました


やっと本日納車しました。Versys 2009年型カリフォルニア仕様です。
カリフォルニア仕様なので、エンジンの左側に黒いボックスが付いています。これはキャニスターといって燃料タンクから漏れ出すガソリン蒸気を吸着し、走行時には空気を取り入れガソリン蒸気を吐き出し、燃焼に使うという装置です。アメリカではガソリン蒸気の発生規制があり、この装置が必須のようです。


とりあえずリアサスペンションのプリロードを最弱にして、足着きを改善します。気持ち、つま先部分の接地面が増えた気がします。


次にGIVIのトップボックスステーを取り付けます。ちょうどステーをボルトオンする部分に反射板が付いていましたが、これは取り付けられないので削除。同じような反射板はフロントフェンダーの両側にも付いています。これもカリフォルニア仕様です。

それでは、タイヤの慣らしも兼ねていつものコースに走りに行きましょう。

ER-6fに比較すると明らかにサスペンションのストロークがあり、乗り心地もよろしい。
全体に大柄な感じがしますが、これは慣れが必要かも。またハンドルが遠い。両手を伸ばしきって運転している感じで、これは少し調整が必要です。
ブリッジのボルトを緩めて、ハンドルを下側に回してグリップを近づけなければなりません。
エンジンは下の方からトルクがあり、1500回転くらいから実用になります。慣らし運転の最初は4000回転が上限ですが、街中では3500回転あれば十分に周りをリードする走りができます。




しかし、やはりシート高が高く、両足が地面に付けど不安なので、自分でアンコ抜きに挑戦したいと思います。


今日はここまで。

2010年10月17日日曜日

Versys 受け入れ準備(パート2)

さてトップケースにストップランプを組み込むプロジェクトです。
田中商会さんのLEDとCRD(定電流ダイオード)を購入しました。
型番は、
[商品名]:超高輝度φ5 赤色砲弾 30,000mcd (本数: 10本)        480 円 x  1 個       480 円
[商品名]:CRD 石塚電子 E-103 10mA (本数: 10本)[E-103]       350 円 x  1 個       350 円



ムギ球が付いていた基板を元に、LEDをハンダ付けします。麦球は並列に4個接続されていたので、裏側のプリント配線をぶった斬り、直列に接続できるようにしておきます。
 途中、プリントパターンを切り、CRDを直列にハンダ付けします。
 空中配線ですが、あとでホットボンドで固めるのでこれで良し。
 極性の間違いが無いか、半田不良は無いかを確認して、12Vに接続。おおー無事点灯。
リフレクタハウジングにLED基板を取り付けて、ホットボンドで固めます。
 さらにストップランプの赤いパネルに取り付け、ホットボンドします。
 トップケースに取り付けて、再度点灯を確認します。
次に、トップケース底に取り付ける接点です。結構大きい穴を開けなければなりません。
根気よく開けていきます。
で、ここまでで実際にモノキーベースとトップケースがうまく取り付けられるかを確認します。
が、しかし、がががががーーーん。

何度押しこんでも、トップケースがベースにロックしません。
どうしても隙間が空いてしまいます。

で、よーく調べたら、このトップケース、ロック機構部分の底面が少し歪みながらロックしていたことが判明しました。
ということは、この接点が付いた時点で歪まないので、どんなことをしてもロックできないことになります。

どーする?




で、思いついたソリューションは、これ。


 ロックする爪を少し削ることにしました。
キーユニットは、裏面からマイナスドライバーを挿し込んで、プラスチックのカギ状の部分を持ち上げてあげれば取り外せます。
こんな感じで削っては、組み上げ、削っては、組み上げテストの繰り返し。で2時間。ようやくロックできるまでに削れました。
ちなみに、トップケース底面に付けた接点の周りの土手部分も削らないと、トップケースがロックできるほどの隙間になりません。

ほんと、いい加減。
結構苦労しましたが、ようやくトップケースとモノキーベースがロックできるようになりました。




2010年10月16日土曜日

Versysの前のER-6f



さて、事故を起こす前のバイク、ER-6fとはどのようなバイクだったのでしょうか。


見た目はフルカウルの、一見レーシングバイクに見えますが、全体のコンセプトは街中からツーリングまで、この一台でOKというような万能なバイクです。
エンジンは650cc、出力は64馬力なのでそんなに高出力ではありません。ただし重量が乾燥で178kgと非常に軽く、相対的にスポーティな走りをします。


軽い車体をそこそこのパワーで押し出す、そんな感じの走りをします。クラッチ、ブレーキレバーなども非常に軽い操作でできますし、シフト操作も確実にできます。


特に驚いたのは、なにせ20数年ぶりにバイクに返り咲いたせいもあって、カーブのしやすさは特筆ものです。通常の交差点などでも、曲がる方向を見ながら、少し肩を入れるだけで素直に曲がっていきます。また座る場所の移動や上体の傾きの自由度も高いので、同じコーナーでもいろいろな走りができます。


エンジン回転数が4000~6000回転でギヤも2~4速を使いまわしていると、活発で威勢のいい走りができます。しかし、2000回転くらいになると急にチカラがなくなり、ギヤを落として回転を上げざるを得ません。ホントは2000回転6速60km/h定速走行ができると燃費が稼げてよろしいのですが、それができず、2500~2800回転を維持する必要があります。


ブレーキは、確実に効きます。インターネット上のインプレを見ると、効かないとか、ガッツン感がないとか片押しピストンは不安だとかありますが、そんなことは全くありません。むしろコントロール性が高くて、安全に止まれると思います。


コツは、フロントブレーキを強めにかけながら、全体のスピードが落ちて、フロントフォークが沈み始める頃にリアブレーキをかけ始めると、フロントに掛かっていた荷重を少し後ろに逃がして2輪でストッピングパワーを分散することができます。


走行中の注意点として、ギヤシフトダウンがあります。エンジン回転数が4000回転を超えている状態で不用意にシフトダウンをすると、リアタイヤが確実にスリップします。これはバックトルクと呼ばれている一種のエンジンブレーキです。ギヤシフトダウンをするときにはアクセルをちょっとアオってブリッピングし、エンジン回転数を下のギヤに合わせてからシフトダウンすることです。


不幸にもそんな状況に陥った場合には、瞬間的にクラッチを切ることで逃れることができます。クラッチを切ってバックトルクをリアタイヤから切り離せば、スリップから復帰します。その後丁寧にクラッチをつなげればOK。


サスペンションが硬いと評判です。しかし走行距離7,000kmあたりで少し柔らかくなりました。特にワインディング道路を走るときにはしっかりパワーを路面に伝え、ボディーを安定な状態に保つ働きは十分です。そうは言っても高速道路などでは乗り心地は悪いです。ゲルザブを付けましたがあまり効果はなかったです。


足つきを心配する人も多いですね。私は身長167cm、体重60kg、股下(通常背広を作るときに測りますよね。)73cmです。この体格で不安がない程度に、土踏まずを浮かす程度に両足の足裏が地面に付きます。ただし身長が欧米人に比べると低いため、ハンドルが遠くなっています。


ブリッジを緩めて、ハンドルバーを少し手前に引くと、グリップが近づき、より余裕のあるライディングポジションになります。


トップケースを取り付けていますが、ステーはGIVI、ケースは楽天で売っているAG-72というメーカー不明のものです。このAG-72はなんとGIVIのモノキーベースに取り付けられるケースで、安価でとてもよろしいです。
GIVIのステーは447FZ、ベースはM5です。
すみません。445FZが正しいです。


これから冬の季節になりますが、ここでも注意事項を。
冬になったら、走行後にバッテリーを外し、次に走るまでおうちで保管してください。バッテリーをつけっぱなしにしておくと、3週間ほっとくだけでバッテリー上がりを起こします。
保管する際にもプチプチのシートにくるんで紙袋に入れて、冷えないようにしましょう。


バッテリーはシートを外して、プラスドライバーを使ってプラス側から端子を外します。バッテリーのネジを止めているナットは、回しきってもバッテリー本体からは外れませんので安心してください。
バッテリーはボディーフレームが邪魔していて素直に上に持ち上がりません。バッテリーのボディを少し傾けてフレームから逃がしながら外してください。


あとは次回に。

2010年10月11日月曜日

Versys 受け入れ準備







Versysが我が家にやってくるまであと2週間になりました。そこで、いままで使っていたトップケースの手入れをしなければなりません。
ケース自体はとても安価なもの AG-72というボックスを使っています。


 
かれこれ2年以上使っていますが、鍵部分の故障で無償交換したくらいで元気よく働いてくれていました。
今日、改めてトップケースを点検してみると上蓋が開きすぎないためのストッパーケーブル止めネジがバカになっていたので、木ねじからビスナットに変更。
 こちらがオリジナル木ねじ止め
これが修理後ビスとナット。


それと、いままで使っていなかったストップランプを有効化する予定です。
まず現状がどうなっているのかを見てみましょう。

ストップランプが組み込まれている赤いパネルを外します。
安っぽい銀紙が反射板の代わりになっています。
 ストップランプのハウジングです。ムギ球が4つ入るリフレクタがモールドされています。
取り付けられていたムギ球。4つあるはずが2つしかない。手抜きされていた。

このハウジング内にLEDを埋め込み、再びトップケースに取り付けます。
取り付ける際に使用するボックス内接点とベース用接点は注文中です。
それらが届く前にベースに接点を取る付ける穴を開けておきましょう。


 GIVIのベース裏にはストップランプ用電源の接点を取る付ける穴の型がモールドされているので、
ここに小さいマイナスドライバとトンカチで溝を切っていきます。
ほとんど穴が開きかけています。ここまで来たら、反対側から太いドライバとトンカチでガツンと一撃。
ほら、開いたでしょう。小さなバリをヤスリで削って整形します。


電源接点を付ける穴があいたベース。(モノキーベース)


このAG-72はGIVIのモノキーベースと互換性があり、とても値段が安くてよい商品です。見た目は多少安っぽいですが、返り咲きおじさんバイク乗りとしてはこれで十分です。
あ、ちなみに付属している背もたれは、ゴツゴツしていて評判が悪いので、パソコン用インナーバッグにクッション材を詰め込んで、背もたれ替わりに取り付けています。
これ以上の作業はLEDとか接点とかのパーツが届いてからです。

2010年10月3日日曜日

新しい相棒 Versys

事故にあってから、2,3ヶ月が立ちました。すでに次の相棒探しも終盤です。
Kawasaki Versysに決めました。車体の基本構成はER-6fと全く同じバイクですが、見た目や、エンジン、サスペンション、燃料タンクなどに手を加えられており、どちらかというとマルチパーパス、多目的車、オフロードは走れないけど、なんとなく、遠くに行けそうな感じのバイクです。


































<2008年式 Versys キャンディーブルー>




モデルチェンジした2010年式は、すでに市場から姿を消しており、新車がほとんどありません。では、旧型というと、中古市場でもあまり出回っていません。あいかわらず不人気車です。ER-6fでお世話になった近くのレッドバロンに行ってみました。やはり新車の在庫はありません。
しばらく、あちこちのお店を探しましたが、見つからず。もう諦めかけていたところ、レッドバロンから電話が入り、「あのー、2008年の青のヴェルシスですけど、もう倉庫代が嵩んで、早く売却したいという新車が激安で出ましたけど、行っちゃいます?」とのこと。 もう二つ返事で「ぜひ、行っちゃってください!」
というわけで、またもやブルーのバイクに決定です。
あと1週間くらいで入庫だそうです。待ち遠しい。